わたしのいる風景

journal de ma vie

『江南ブルース』を観た

f:id:journaldemavie:20180411181352j:image

『江南ブルース』を観ました。

映画『江南ブルース』公式サイト

韓国版「花より男子」の道明寺役をはじめ「シティーハンター in Seoul」「相続者たち」とドラマで立て続けに成功を収め今や不動の人気を誇る韓国若手実力派イ・ミンホが待望の映画初主演を飾る本作は、今までのロマンティックな役柄とは一転、野心溢れる鋭い眼差しと危険な拳を振りかざす激しいアクションシーンにも挑戦、男らしい新たな一面を見ることができる。共演には強烈なカリスマ性から繊細な演技力まですべて兼ね揃えたキム・レウォンが久々のアクション作復帰を果たしている。『マルチュク青春通り』『卑劣な街』に次ぐユ・ハ監督の街3部作の完結編として誕生した本作は、土地でお金を稼ぐ“不動産”という概念そのものが初めて生まれた1970年代の江南開発の時代を舞台に、どん底の若者たちが純粋な欲望と冷酷な野心で夢を追う生き様をダイナミックに描く、2015年韓国最大の話題作!

(公式サイトより)

 

韓国ドラマのみならず、映画にも手を出してしまった。

理由はキム・レウォンキム・レウォンのせい。

 

f:id:journaldemavie:20180411181447j:image

いま朝の7時からBS-TBSで『ドクターズ』という人気ドラマが再放送されているのですが、韓国ドラマに詳しい友人が彼が好きらしく、それを聞いて

「そーかなー、わたしは前に観たドラマの俳優の方が好きだけどな」

なんて思っていたのですけれども。

観進めるうちに、深く話が展開されていろんな表情を観てるうちに

ん? んんん?

と彼に引き込まれて行きました。

 

f:id:journaldemavie:20180411182156j:image

笑顔がステキな爽やかな役どころなんだけど、影のある表情が気になり始めたのね。

(このドラマは視聴中なのでまた後日書きまする)

 

f:id:journaldemavie:20180411182257j:image

で、江南ブルース。

他の彼出演のドラマを観ようと思ったのだけど、その前に、映画だとサッと観れるし共演は(というか主演だけど)他のドラマがどれも面白かった今をときめくイ・ミンホだし、ってことで。

政治とヤクザが絡んだストーリーというのもちょいと気になった。

ヤクザな役なんて、わたしが観たかったちょっと悪い感じのキム・レウォン様じゃなくて!?と少々浮かれ気味に。

 

f:id:journaldemavie:20180411182650j:image

そうしたら、このドラマの役作りのために1ヶ月で15kg減量したという彼は想像以上に凄かった。

凄みがあった。

 

f:id:journaldemavie:20180411183141j:image

もちろんイ・ミンホもいいんですけれどね。

彼はキムタクみたいに、役が全部イ・ミンホな気がします。

キムタクが何を演じてもキムタクなように。

 

そしてイ・ミンホが汚れ役の中にも少し温かさや和みがあるのに比べ、キム・レウォンの役の容赦が無いことと言ったらないんですわ。

R-15指定らしくベッドシーンもAV並みだわ、乱闘シーンも手斧だの血しぶきだの凄惨で観てるとホント痛いの。

片目瞑っちゃうくらい。(片目かよ)

 

f:id:journaldemavie:20180411183816j:image

中でもこの大乱闘のシーンは圧巻でした。

何百人いたんだろ。

 

f:id:journaldemavie:20180411184151j:image

f:id:journaldemavie:20180411184201j:image

f:id:journaldemavie:20180411184213j:image

韓国のポスターの方が生臭いね。

男臭く、泥臭く、血生臭い。ハングルがリアル。

日本のは(よくあるパターンだけど)どれもやはりアイドル映画ぽい。その方がウケがいいんだろう。

 

f:id:journaldemavie:20180411184351j:image

ちょっと違う気がするw

 

映画という短い時間に複雑な人間関係を詰め込みすぎたのかはたまたわたしの頭が悪いのかワカランが、うまくその辺りを理解出来ないまま観終えてしまった。

最後は救いが無かった。

 

U-NEXTの☆評価は少々低めなものの、重く疲れの残る凄く印象的な映画でした。