わたしのいる風景

journal de ma vie

我が愛しの福生、Un Quinto

去年に続いて今年もGWの一日に福生に出かけてきた。

前のブログから書き続けているのだが、若い頃にどうしても住みたくて一年だけ住んだ街である。

そして独りの濃い一年を過ごした場所であり、今だ未練のある街なのだ。

なので気持ち的には『出かける』というより『帰る』という感覚の方が強い。

 

 

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まずは毎度のように、エディーズからバーロードに入る。

 

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廃れ具合は住んでいた頃からだが、少しずつお店も減ってきているんじゃなかろうか。

ところどころカラフルなペンキを塗って頑張っちゃってるお店も出てきたけれど。

 

去年訪れた時に、この辺りで写真を撮っていたら、どこかのお店から黒人さんが出てきて

「ボクも写真撮って欲しいな〜〜♩」

とおどけて見せてくれたっけ。

そしてサングラスを外したら吹き出しちゃうほど(※アン・ルイス)年寄りなので、微笑みだけ残してスルーしたんでした。

 

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韮菜万頭、ニラまんじゅうはまだある。住んでいた頃とは変わっているけれど、再度訪れるようになった数年前からは変わってない。

 

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しかし向かいはまた変わってた。

ここ、落ち着かないみたいだね。

わたしが住んでいたころは『トラットリア』という雰囲気も味も良い店で贔屓のひとつだった。

 

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第2ゲート。

良いお天気。

 

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右折して少し歩くと、大好きな懐かしいお店が見える。

Un Quinto(ウノクイント)

ウン クイント 福生 | 際コーポレーション

横田基地近く国道16号沿いを走ると見えてくる、米軍ハウスを改装した一軒家レストランが「ウンクイント福生店」です。多国籍なレストランの集まる福生でイタリア料理を提供するウンクイントは、家庭料理でありながら基本に忠実なイタリアの味をお出しするお店です。

(HPより)

 

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今年も来れたぞ!

今や横浜市民のわたしに福生は遠すぎる。

 

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外観の佇まいも好きだが、内装もとても好き。

古き良きままで嬉しい。

 

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壁じゅうの落書きもこのお店のインテリア。

 

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メニュー。

 

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外せない、外し難いメニュー、元祖イタリアンライス。魚介類のトマト煮込み。

 

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そして友人とシェアするためにチョイスしたもう一品は、悩んで悩んでこの自家製ソーセージとブロッコリーのパスタ。ドリンクはノンアルコールのハニーレモネード。

ここは何を頼んでも美味しいのだが、このパスタもやはり美味しかったわ。

 

ここの話になると何度も同じ話になるんだけど、日本人の感覚のイタリアンとアメリカ人の好むイタリアンて少し違う気がするの。

そんな後者の味がします。

そしてここは、昔、山田詠美のエッセイにも『恋人としっぽりするならウノクイント』と紹介されていました。

 

 

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そんなウノクイントを出て少し歩くと、住んでいた当時には無かった『カオマンガイ』という如何にもな雰囲気のタイ料理屋があって、ここも非常に気になっているんだけど、福生を訪れるとどうしてもウノクイントで食べたくなってしまうが故にまだ一度も入れていない。

いつも横目に通り過ぎるだけ。

恋の予感が駆け抜けるだけ(※安全地帯)。

 

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ニコラピザも変わらない風情のままで、ここも好きなんですけどね。

 

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楽しい16号線、基地沿い。

 

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この通りにはベンチや椅子がところどころにあって、散歩に優しいんです。

 

 

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そしてここは初めて。

なんと米軍ハウス(今はアメリカンハウスというのかな?)がオープンハウスになっていて、中を見学出来るようになっていました。

 

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お庭にはバーベキューセットが。

 

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なんちゃって自由の女神ww

 

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キッチンがすごくカワイイの!

 

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若い頃、住みたかったなぁ。

アーティストや芸術家さんなどにも人気なので、なかなか空きがないんですよね。

しかもだいたいが交通が不便なところにあり、素人にはなかなか難しいのだよ。

今はもうすっかり大人になりすぎて、セキュリティやら何やらが気になってしまいますが。

若い頃というのは怖いものナシの気力と体力があるからね。趣味や好奇心で何とかなってしまうんだけどね。

 

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うーん。カワイイ。

 

 

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今回は瑞穂町の12ゲート辺りまで車を走らせて、軍機も見てきました。

カメラ趣味の方々が金網沿いにたくさんいらっしゃったわ。

昔はここら辺まで歩いてた。

本当にこの街をよく歩いた。

 

 

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満足満足の帰り道。

 

またこの先も、ずっとずっとこの街に帰ってくることが出来ますように。