『ベテラン』を観た
ユ・アイン祭りが続いております。
「超悪役」と聞いてどうしても観たくなったユ・アイン出演の映画『ベテラン』。U-NEXTに無かったので久しぶりにTSUTAYAに走りました。
『ベテラン』は、2015年の韓国映画。正義感溢れる刑事たちと凶悪な財閥の御曹司との対決を描くアクション映画。ナッツ・リターン事件など、韓国の財閥の子息らの傍若無人な振る舞いが話題となった世相も反映して観客動員数は1300万人を超え、韓国映画での歴代3位の観客動員数を記録した。
(wikipediaより)
TSUTAYAのサイトにこんな記事もありました。
韓国歴代3位の大ヒット映画『ベテラン』を千葉真一ほか著名人が絶賛! - T-SITEニュース エンタメ[T-SITE]
主役のファン・ジョンミン氏はこの映画で初めて知ったのですが、韓国の国民的名優らしいですね。
武闘派の熱血ベテラン刑事を、時にはユーモアたっぷりに、時にはシリアスに見事に演じてました。
それに対立するのが財閥3世の御曹司で、悪役と一言で済ます以上にキ○ガイサイコパスみたいな狂犬のような男、チョ・テオを演じるユ・アイン 。
何かのインタビュー記事で読んだのですが、この役を新世代スターのうちの誰かに演じて欲しくて声をかけたところ、この役のイメージが付くのを恐れて他はみな断られたとか。
もう「お、おう…」「おお…」みたいな感じで時間が過ぎて行きました。(伝われ)
だってこのひとつ前に観た『密会』のユ・アインは純粋で天使のような男子でしたから。
このコントラストでなるほど演技派と言われる意味が理解できた。
もうね、気味悪いし目がイッちゃってるからね。
この「あきれたね…」というセリフと表情は当時いろいろバラエティにいじられてたみたいね。この役の象徴的な場面。
いやこっちがあきれますわ、と言いたくなるくらい酷い場面。
子どもの前で父親をいたぶるという腐れ外道っぷり。
相手が女でも容赦なくなぶる。
そしてヤク中。
最後のカーアクションはお見事ですよ。どこかの記事でも観たけど、どうやって撮影したんだろう?と自国の方たちが不思議がるくらいにド派手です。
ユ・アインのことばかり書いちゃってますが、他の役者さんたちもすごく良かった。まだまだこの名優さんたちまで知識が及んでいないのですが、ファン・ジョンミンさんが国民的名優だというのはよくわかりました。
無茶で暴力的なんだけど温かさや強さ、優しさや包容力が伝わってくる不思議。
こんな刑事がホントにいたらいいなぁと思う。
カーアクションからのこのタイマンも圧巻のアクションですよ。
ユ・アイン「誰よりも強くなってこそ、誰よりも弱い僕を乗り越えることができる」 - INTERVIEW - 韓流・韓国芸能ニュースはKstyle
てことですっかりユ・アイン堕ちしております今日この頃です。
このあと『チャン・オクチョン』と『六龍が飛ぶ』までもう観終わっています。